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皆さんこんにちは!
株式会社ビィーウォータァー、更新担当の中西です。
目次
テーマ:持続可能な社会を目指した水道工事
今回のテーマは、「水道工事と環境への配慮」です。
私たちの生活に欠かせない水道設備。毎日の飲み水、料理、トイレやお風呂、洗濯と、生活のすべてに水は関係しています。でも、この便利な水の流れを支えている水道工事には、環境とどう向き合うかという重要な使命もあるのです。
今回は、水道工事の現場で実際に行われている、環境に優しい技術と取り組みについて深掘りしていきます!
水道配管に使われる素材として、環境配慮型の資材が増えています。
代表例としては:
硬質塩化ビニル管(HIVP)
軽量で耐久性に優れ、リサイクル率も高く、再利用も容易。
ステンレス鋼管
長寿命で錆びにくく、解体後も金属資源として再生利用可能。
近年では、建設リサイクル法の徹底により、現場で出た廃材も厳格に分別・再資源化されるようになっています。こうした取り組みは、循環型社会の実現に大きく貢献しています。
水道工事では、単に「水を通す」だけでなく、「いかに無駄を省くか」も重要視されています。例えば:
節水型トイレ:従来型に比べて1回の洗浄水量が半分以下。
センサー付き自動水栓:使うときだけ水が流れ、無駄を防止。
節水シャワーヘッド:水流を工夫しながら快適さを維持。
特に公共施設や商業施設では、こうした設備導入により年間で数十万リットル以上の節水効果をあげているケースもあります。
古い配管が劣化すれば、水漏れ=水資源のロスだけでなく、地盤沈下や道路陥没の原因にもなります。そのため、以下のような技術が活躍中です:
音響センサーによる漏水探知
赤外線カメラによる水温変化の可視化
内視鏡カメラでの配管内部調査
これにより、工事前にピンポイントで問題箇所を把握し、必要最小限の施工で修繕が可能に。水の無駄を防ぐと同時に、余計な掘削による環境負荷も減らせます。
従来の水道工事といえば「道路を掘って、埋め戻す」が基本でしたが、今では**非開削工法(掘らない工事)**が一般的になりつつあります。
推進工法
管更生工法(既存配管の内側に新しい管を形成)
この工法を使えば、騒音や振動、粉塵の発生を最小限に抑えられるうえ、交通渋滞や周辺環境への影響も軽減されます。施工期間の短縮にもつながり、環境にも人にも優しい方法として普及中です。
水は使い捨てるものではなく、「循環させて使う」時代へ。
雨水貯留タンクの設置
中水道(トイレや散水などに再利用)
グリーンインフラと連動した排水設計
これにより、都市のヒートアイランド現象を抑制したり、災害時の備えとして水源を確保するなど、多機能的な役割が求められています。
「水を届ける」から「水を守り、無駄なく使う社会をつくる」へ――
水道工事は、これからの持続可能な都市づくりに欠かせない存在です。
次回は、この流れをさらに進める未来技術について、最新の動向をお伝えします!
次回もお楽しみに!
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