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皆さんこんにちは!
株式会社ビィーウォータァー、更新担当の中西です。
水道工事雑学講座第9回のテーマは「水道管の寿命」についてです。
私たちが日々当たり前のように使っている“水”💧。でも、その裏には見えないインフラ――地中を走る水道管の存在があることを、意識したことはありますか?
水道管にも「寿命」があります。一般的に、水道管の法定耐用年数は約40年とされています。
とはいえ、すべてが40年で劣化するわけではなく、管の**材質(鉄・塩ビ・ステンレスなど)や設置された環境(地盤の性質や水質)**によって寿命は変わってきます。
たとえば、鉄製の管はサビが進行しやすく、長年放置すると内部が詰まったり、破裂したりといった事故の原因になります。⛔
塩ビ管は比較的軽くて耐食性もありますが、紫外線や外的衝撃に弱いという一面も。
老朽化が進むと、次のようなリスクが発生します。
漏水による水圧低下や断水 🚱
地盤沈下の原因になることも 🕳️
サビが混入して水の色や味に影響することも 😨
こうしたリスクを未然に防ぐために、「定期点検」と「計画的な更新工事」が非常に重要なのです。
最近では、道路を大規模に掘り返さなくても作業ができる**非開削工法(推進工法・更生工法など)**が登場し、
住民の生活や交通への影響を抑えながら、効率よく水道管を更新することが可能になっています。
また、センサー技術やAIを活用した劣化診断なども進んでおり、見えない管の状態を把握する手段も増えています。
「水が漏れてから修理すればいい」と考えるのは、もう過去の話。
**予防保全(予防的なメンテナンス)**の考え方が、インフラの世界でも主流になってきています。
見えない場所だからこそ、しっかりと手をかける。
それが、日常の「当たり前」を守るために必要なことなんです。
私たちの生活を支える水道管は、“目には見えないけれど大切な命綱”のような存在です。
40年、50年と使われてきた配管には、知らぬ間に負担が蓄積されています。
だからこそ、定期的な点検と計画的な更新が、これからの暮らしの安心に直結します。
次回は「止水工事ってなに?」をテーマに、もうひとつの重要な作業を深掘りしていきます!どうぞお楽しみに!🚌🔧💦
次回もお楽しみに!
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